もし、皆さんの身近人の口臭が、生ゴミのような匂いを発していたら、「歯周病」の疑いをかけてあげて下さい。もちろん、「あんた口臭いよ」とは言いにくいでしょうから、「最近、歯科へ行った?」などといって、なんとなく、歯医者さんの話題を振ってみる事も良いかもしれません。デンタルケアの話から、それとなく、歯医者さんへ定期検診に行きたくなうような気持ちを刺激するといったようなオブラートに包むような方法はいかがでしょうか?それでも、うまく、伝わらなかったら、仕方がないので、「あんた口臭いよ」とストレートに告知してみるのもアリですが、そこは、人間関係を温厚に保つ意味も含めて、「歯周病」の話をしてみるのはいかがでしょうか?
「歯周病」は、40代以上の人々の8割ほどの人が発症しているにもかかわらず、その自覚症状が無い為に、歯医者さんへ行く時期が遅れててしまい、最終的には、大切な歯を失ってしまうような事になるから、40代を迎える前から、定期的に歯科でのクリーニングや、検診が必要なのだというような事を、さりげなく伝えてみてはいかがでしょうか?これでも、当の本人が歯科検診に興味をもたないのであれば、認知症の話題を持ち出してみてください。認知症と、歯周病は、人間のメカニズムの根深い部分で結びついていて、歯周病の予防を怠ると、認知症の発生リスクが、高まるといったようなデータが出ているのだというような説明をしてみて下さい。誰しもが、健康で長生きが夢でありますし、歯科検診が認知症予防につながると聞いたら、おもむろに歯科検診に出掛けたくならないでしょうか?それでも、デンタルケアに興味をもってもらえなかったら、仕方がないです。「あんた口臭いよ」の一言をお見舞いしてみましょう。その一言で、歯科検診に出向いた友人から、あの時の勇気ある一言をありがとうと、後々に、お礼と菓子折りが届いたら、本物の友人になれるかもしれません。