●長期的な精神の緊張、精神的な落ち込みが長期化する、不安定な精神状態の長期化
顎関節症について、少しお話していこうと思います。「顎関節症」とは、どのような症状をいうのでしょうか?20~30代の女性に発症が多くみられると言われています。口を大きく開けることができなくなり、開けようとすると顎の筋肉が痛み、音がするような症状がみられます。その原因は、特定するのが難しいとされています。なぜなら、一つの原因が発症を招くのではなく、多くの因子が重なり合って、痛みや音を引き起こすのではないかと考えられていあるからです。その原因と考えられている因子をご紹介致します。
●噛み合せの不良
●転倒時などの、外的から衝撃を受ける
●生活習慣(長時間のスマホ使用による固定された姿勢の悪さなど)
●顎の構造上の弱さ
●睡眠不足
●歯ぎしり
上記のような、様々な原因因子が重なりあった時に、顎の耐久力が限界を超えてしまい、痛みや音となって、症状として現れるのではないかと考えられています。こういった症状が出ている時に、歯科での治療を受けることは、賢明ではありません。顎関節症の症状が出ている時点で、皆さんの噛み合せがうまくはいっていない可能性が高いです。噛み合せがズレている状態で、歯科で治療を行うことは、避けなくてはなりません。噛み合せがズレている状態で、治療を行うので、不安定な状態での噛み合せが固定化されてしまうことになり兼ねません。顎関節症の症状がみられる場合は、痛みが消えてからの治療を心がけましょう。場合によっては、体調不良の時や疲労がたまり始める時だけ、顎関節症の症状が現れる人がいます。そういった症状のある方々も、きちんと顎の痛みが落ち着いてから、歯医者さんで、治療を受けなくては、治療の意味がありません。